2018/03/20
生産サービスプロバイダーとしての継続発展のため力を集め蓄える
春の陽気が大地に満ち、会社創立二十五周年を迎えようとするこの頃、弊社経営陣は社長孟銀発を先頭に、長年にわたり上海国際を充分に信任し明確に支持してきた株主会社を訪ね、業務報告を行い、株主の指導を受けました。また、株主に謝意を表し、会社の発展計画を話し合い、上海国際の今後の発展のための力を蓄えました。
去る2002年の春、上実(集団)有限公司・上海工業投資(集団)有限公司・上海儀電(集団)有限公司・上海化工区発展有限公司は上海国際株式会社に対し共同で増資して枠組を拡大し、上海系在外国有企業法人管理の先鞭をつけました。以来十数年、ビジネスの世界には栄枯盛衰があり、不景気な時期がありましたが、上海国際は毎年配当を行うのみならず、資産を当初の投資額の三倍に増やしました。2017年度の会社の売上高は1,050億円で、設立以来の最高額を更新し、上海内外の両プラットフォームを連結した2017年度連結売上高は160億人民元に達し、取引量は300万トンを突破しました。
3月12日、上海工業投資(集団)有限公司総裁邱平氏は弊社社長孟銀発の業務報告を受けて、まず上海国際創立二十五周年を祝い、上海国際が近年に上げた業績について大変肯定的に評価しました。話し合いでは弊社が経営に力を入れると同時に企業文化の構築をも重視している点が邱総裁に深い印象を残しました。邱総裁は上海国際が継続して努力し、企業文化を構築し、日中民間の文化交流に大きく貢献することを希望しました。
3月16日午前、弊社一行五人は車で杭州湾岸の上海化学工業区を訪れ、総経理張淳氏・総会計師楊延輝氏・副総経理朱健氏・副総経理孫建国氏等から温かい歓迎を受けました。弊社社長孟による業務報告を聞いた後、張淳総経理は上海国際の25年の歩みに賛辞を述べ、化工区開発の実践に重ね合わせて、感慨深げに、「我々も改革開放の大きな流れの中で機運に応じて生まれてきたが、不断のイノベーションを行い実務に励むことで壮大に発展した。昔はただの荒れた河岸であったのに、今のように世界的に有名な、国内一流の化学工業団地となったのは、我々の堅忍不抜の結果である。我々は化工区と上海国際の将来の発展についても期待と自信でいっぱいだ」と話しました。会議後、弊社代表団一行は化工区投資公司財務総監孫璧元氏の案内のもと、29平方キロメートルの工業区全体の現状と開発計画について実際に見学・視察しました。
当日午後四時、弊社訪問団は上海の西南端に位置する上海儀電集団本部を訪ね、董事長王強氏・総裁蔡小慶氏・副総裁于建剛氏に直接面会しました。訪問団は総合事業部総経理樊志強氏の案内により、雲賽空間すなわち、科学技術イノベーション企業創業支援センター・上海無線博物館・INESA雲賽展示ホールを見学して、クラウドコンピューティングやAI等新時代の情報技術を核とし、不動産投資とノンバンク金融サービスを支柱としてスマートシティを建設するという上海儀電の『7+1+2』の発展戦略と『6条の基本経験』について一通り理解し、上海儀電がこの数年間の国有資本・国有企業改革の情勢の中で突出した成績を上げたことに心から感嘆しました。また、会社が競争の大きな流れの中にあって如何にモデルチェンジして発展していくかということもこの重要な経験から学びました。王強董事長は弊社社長孟と話す中で、儀電集団の最近数年間の改革発展状況を列挙して紹介するとともに、上海国際が株主の日本での業務の開拓発展の窓口になり、上海国際自身の発展過程において、株主の業務との協力や合作の機会を探求する努力をしてほしいと希望しました。
今回の株主訪問の期間中、弊社社長孟は代表団を連れて弊社が投資する企業である上海交大昂立股份有限公司の董事長楊国平氏も訪問し、交大昂立の経営状況についての説明を受け、会社の発展戦略について分析検討しました。交大昂立の副総経理婁健穎氏もこの会議に参加しました。