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2018/09/11

新たなスタート・新たな道のり 上海国際25周年にして新機軸を開く

 9月7日東京にてSMBCグローバルセミナー『中国ビジネスの今後の行方』が開催されました。これは三井住友銀行が主催、上海国際株式会社が後援協力し、日中平和友好条約締結40周年を記念した関連イベントで、上海国際株式会社設立25周年の記念交流イベントの一つでもあります。

 弊社は経済貿易合作に力を尽くし、文化交流を促進してきましたが、密接な業務協力と交流の強化を通して、中国資本企業と日本の業界との間に新しい形の支持と信頼関係を築き上げ、『上海国際』25周年にあたって新機軸を開くことができました。この日、日中平和友好条約締結40周年を記念した『中日書画家作品展』も東京・大手町の三井住友銀行東館においてテープカット・除幕しましたが、この展覧会は三井住友銀行と上海国際株式会社の共催、東京上海国際美術館の協力によるもので、上海国際株式会社設立25周年の重要な記念交流イベントであります。先に開催されたSMBCセミナーでは、日中友好協会会長・元駐中国大使丹羽宇一郎氏が『激動の国際情勢と日中のこれから』というテーマで講演し、日本総合研究所副理事長の湯元健治氏は『中国経済の最新動向と展望 -成長、改革、リスク』について解説、三井住友銀行(中国)有限公司企業調査部部長土屋尚史氏からは『中国環境規制の現況と日系企業のビジネスチャンス』について情報提供がありました。  三井住友銀行副会長川嵜靖之氏、上海国際株式会社社長孟銀発、日本在住中国人水墨画家・上海国際株式会社名誉社員白浪氏がそれぞれ主催者・後援者として挨拶しました。

 弊社社長孟銀発は以下のように話しました。

 「昨年11月の中日首脳会談において、習近平主席が『この会談は中日関係の新たなスタートである』と言い、今年5月の李克強首相の来日の折には、中日関係が平和・友好・協力の旅で再出航するようにと願いました。

上海国際株式会社は1993年8月に東京都に登記設立して以来、銀行からの大きなご援助や経済界からのひとかたならぬご関心をいただきながら、25年間中日の経済交流に携わっております。昨年末以来、三井住友銀行の積極的なリードにより、上海国際は全力で歩調を合わせ、このイベントを計画準備してまいりました。記念すべき『中日平和友好条約』締結40周年にあたり、中日関係が新たな局面を迎えたこの時に、中日の経済と文化交流の未来について皆で一緒にじっくり考えたいと思います」

 この日は、東京上海国際美術館の協力、三井住友銀行と上海国際株式会社の共催によりビル1階アース・ガーデンにおいて会期1週間の『中日書画家作品展』も開かれました。この書画交流展は『新たなスタート・新たな道のり』と題しており、日本在住の書家劉洪友氏が題字を書いております。出品した日中の芸術家には、唐国強・白浪・胡振郎・厳兆清・林墨・王本貴・陳澤勝・佐藤雅子・桑山博子・小林キミ恵・石郷岡彦江(以上敬称略)等が含まれ、水準の高い文化交流イベントとなっています。展示早々、日本の財界の皆様から高い評価をいただきました。

 9月10日午後、中国書法家協会顧問・江蘇省書法家協会名誉主席・中国書法蘭亭賞終生成就賞(最高賞)受賞者である書道の大家尉天池氏が、全日本華僑華人連合会会長劉洪友氏の同行のもと、書画交流展の現場に来場しました。尉大師は今回の交流展を非常に興味深く観覧し、展示品の水準が高く、日中交流に有意義であると評価しました。